2013年6月29日土曜日

華麗なるギャツビー 映画

1974年に同じタイトルで映画化されているようで、なんとなくそのタイトルから見覚えがあるような無い様な。
主演がレッドフォードだったのは覚えてたが、他は違うストーリーだった。
自分が覚えてたのは砂漠にラスベガスを作り、なぜか破産してロサンゼルスに無一文で帰って来た話だった。
でもそれってなんだっけ、全く忘れちまってる。

このデカプリオのギャツビーの映画の素晴らしいところは、パーティーシーンの演出。
というか撮影、セットの素晴らしさ、出演者の芸の達者な所といい、他のどの国も真似できない豪華なシーンになっていてこれだけでも映画を見る価値がある。
かつてのイタリア映画でも、フェリーニの映画にも良く上流階級のパーティーシーンがあったが、ちょっとアメリカ映画ではスケールが違っていてものすごい出来だ。

アメリカ映画、おそらくニューヨークでは無く西海岸で撮影されたんだろうと思ってたら最後のクレジットでオーストラリアのシドニーで撮影されていた。これも驚きだ。

クレジットにはパナビジョンとREDと並んであったので、おそらくはキャメラ自体はREDでレンズをパナで準備したんだと思う。
シネスコだったけどピン送りの時にレンズの息継ぎがなかったのでおそらく16:9の天地をカットした形でのシネスコだろう。
珍しく引きのギャツビーの家に寄っていくカットとかフィックスでもピンボケっぽかったのが数カットあった。撮影時のモニターでわかんなかったんだろうな。ちゃんと一度は覗くとこんな事故は防げるんだけどなあ。
全体というか、華麗なる話だから人物も結構フラットにライティングしてあったけど、主人公やギャツビーが悩んでいるとこはさすがに、暗部を作り心理的な表現をしてたように思う。
デジタルでの撮影でした。

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